新年あけましておめでとうございます!
というのは、もう書きましたね。今日はもう成人式ですし。
今年の成人は123万人で、昨年の出生数は100万を割ったニュースがありました。
今日の成人が40歳になる20年後は、80万人を割るかもしれない。そうすると出生数は75万人を割る。
もちろん未来には何が起こるかわからないので、上昇に転ずることがあるかもしれない。
今年の成人で、こんご、短詩型文学に深くかかわる人はどれくらいいるだろう。
現代は、娯楽が多い時代なので、その時間を、短歌に使う人は、決して多くない。今年、短歌は、どんな変化をするであろうか。それとも、しないであろうか。
自選。
「順」
先どうぞお先にどうぞ西の空が染まって沈み順番どおり
「凡」
いてふさえ同じ形にあらざるに凡そわたしは誰かの代わり
「自由詠」
おおかたが道を誤りゆくときにモアイ職人は良くモアイ磨く
「惜」
惜しまれることなく去っていきました私のことをちょっと見ました
「鼻」
一年が見下ろせそうな高さからわかった、鼻の差だったじゃん愛
「はちみつ」
はちみつの甘さに甘く包まれてやがて身動き出来ない甘さ
「さん」
ざらめ降るあられ食べつつ吉岡さんの指輪がないこと気づいてしまう
「たっぷり」
そうあしたたっぷりリンゴが届くので電話をするよ喜ぶだろう
「幻」
地図にない幻の島をぼくはつくりきみに食べさす、もんじゃともいう
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