タイムラインを眺めていると、岡本真帆さんの「ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし」という短歌が流れてきて、なんだか似たような歌を作ったことがあるなあ、と思って、いると、かっしーさんがやってた付句祭りで、似たような題があったのを思い出した。
(あ、先に言っておくと、パクりパクられの話ではないし、岡本さんの方が先だし、そんなに似てない歌でした)
付句祭りの題は「#私なんかでほんとにいいの」で、まあ、これ自体、似てるっちゃ似てる。付句祭りは、付句祭りの主催者が、付句のオリジナリティを主張しているので、付句祭りの短歌は作者のものではない、というが、付句のフレーズさえも類似性が指摘されるなら、オリジナリティとは何かって話にはなる。
この付句祭りは2016年10月で、岡本さんの短歌は、ネットで調べたところ2016年6月のようだ。
照屋がこれに参加したのは、2016年10月7日で、金曜の夜、22時から23時半に、10首あげた。
「こういうのはね、明らかに『私のダメなところ』を出したらいけんのよ。ダメかどうか微妙なところを出して、『ほんとうにいいのか?』感を出さないと。あるいは、逆に、もうそれ絶対ダメだろ、というヤバいのを出して、つっこませないと」みたいな妙な使命感を出したりして、下の歌を出した。
5メートル向こうにリンゴを載せたきみ私なんかでほんとにいいの
(これは、頭に矢が刺さるな)
日常の会話もぜんぶ五七五 私なんかでほんとにいいの
(定型嫌いになりそう)
おならにはおならで返事できるけど私なんかでほんとにいいの
(お似合いのような気が)
わたしより若いとチャンネル変えるけど私なんかでほんとにいいの
(だんだんテレビ観れなくならない?)
うれしいと手品の音楽おどるけど私なんかでほんとにいいの
(オリーブの首飾り? なまめかしい)
つぶやきシローみたいな寝言いうらしい私なんかでほんとにいいの
(き、きかないで寝ればいいのよね、うん(モノマネ))
缶チューハイ2本でかよと思っちゃう私なんかでほんとにいいの
(パロディ短歌入ってますやん)
エロ広告は涼しい顔で見ています私なんかでほんとにいいの
(ま、顔に出す人あんまりいないよね)
カラオケの〆は欧陽菲菲の私なんかでほんとにいいの
(恋終わっとる)
休日は起きるまで寝るぞ同盟の私なんかでほんとにいいの
(多そうな秘密結社だ)
天久聖一が書出し小説大賞でやってたような要らんコメントをしてしまった(笑)。
で、何の話だっけ? そんな似てる作品あった? ⋯⋯なかったな。岡本さんの作品の可愛さが引き立ってしまっただけだな。
ただまあ、クエスチョンマークのあと、1字あけされてないのが少し気になるかな。
パクりパクられ警察じゃなくて、禁則警察の方かーい!
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