この9月でてるやさるどうがツイッターで短歌を作りはじめて1年となる。
この作品もすでにブログには載せていて、「アニバーサリー、メモリアル」というタイトルをつけている。9月の記念日を題詠にしたものであった。
なんの記念日だったか書き留めておかなかったので、調べてみたが、だいたいこういう記念日だったと思う。
1「防災の日」
2「靴の日」
3「ホームラン記念日」
4「くしの日」
5「石炭の日」
6「クロスワードの日」
7「CMソングの日」
8「国際識字デー」
9「救急の日」
10「カラーテレビ放送記念日」
11「公衆電話の日」
12「水路記念日」
13「世界法の日」
14「コスモスの日」
15「大阪寿司の日」
16「マッチの日」
17「モノレール開業記念日」
18「かいわれ大根の日」
19「苗字の日」
20「バスの日」
21「世界アルツハイマーデー」
22「カーフリーデー」
23「万年筆の日」
24「畳の日」
25「主婦休みの日」
26「ワープロの日」
27「世界観光の日」
28「パソコン記念日」
29「洋菓子の日」
30「クレーンの日」
記念日を書かなかったのは、題詠がそうなのだが、その題をどう織り込んだか、という視点が発生するからで、それを避ける気持ちがあったかもしれない。もっとも、タイトルに記念日を匂わせているので、何の記念日を歌っているのか、という別の視点が発生してしまう難点もあるのだろうが。
自選。
非常食の美味しすぎない配慮など少し可笑しくのち、しん、となる
気持ちではなくて気分がわかるらし手櫛で髪を調(ととの)えおれば
水門の湛える水のその中で始まり終わる生を思えり
モノレール高架の下で雨を避(よ)けいつ止(や)むべきか分からぬ、生も
世界中を観光に巡りめぐりはて近所のお堂の梁(はり)見上げ泣く
クレーンの指す方向に月ありて意義深き時を居る心地する
0 件のコメント:
コメントを投稿